夏にオススメな素材のお話【麻(リネン / ラミー)】姫路の婦人服セレクトショップ 大きいサイズの専門店 UMEYA

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姫路の婦人服専門店UMEYAです(^^

 

今回は夏のお洋服にもよく使われる素材

【麻-あさ-】(リネン / ラミー)についてのお話です(^^

 

麻は代表的な天然の植物繊維です!

麻と人との係わりは紀元前にまで遡り、

人類が発見した一番最初の天然繊維と言われています!!

 

ちなみに、さっきから繊維の前に「天然」だの「植物」だのと

言葉がついていますが、繊維には色々な種類があります。

繊維をザっと分類すると、次の表の様になります。

何となく、どの位置に麻があるかお分かりいただけましたか?(^^

天然の植物繊維は吸水性、吸湿性が優れているために

特に日本のジメジメする夏には最適な素材なんですね♪

 

さて、話を【麻】に戻しまして。

 

お洋服屋さんをやっていると、

綿は万人に好まれる素材だなと思うのですが、

麻は本当に好き嫌いがハッキリと別れる素材だなと思わされます…。

 

麻(リネン)のロングブラウス

 

 

麻のどこが嫌われるか

 

お話を伺っていると、その理由は次のような所にありそうです。

・シワになる

・洗濯後のシワが取れない

・硬い

・チクチクする

 

特に、ご年配の方は【麻】と聞いただけで

「嫌!!」とおっしゃいます(^^;

 

衣料品の素材になる麻(大麻を除く)には「西洋麻」と「東洋麻」の

大きく分けて2種類があります。

主な西洋麻は亜麻-あま-(リネン)と呼ばれ、

主な東洋麻は苧麻-ちょま-(ラミー)と呼ばれます。

苧麻は繊維が太く長いので、コシがあってより硬く感じられます。

 

日本では、この苧麻との付き合いが長いため、

より悪いイメージが先行するようです…。

 

 

同じ【麻】でも全然違う!

 

最近は、品質表示をご覧になられても分かるかとは思いますが、

亜麻(リネン)が使われることが多いです。

苧麻(ラミー)に比べて繊維が細く短く、

しなやかで綿に近い風合いを持ちます。

更に、製品になった時点で「洗い加工」に掛けて

より柔らかな風合いにした物もあります。

 

麻(リネン)の白いブラウス

 

UMEYA的に、【麻】の一番の利点は何といっても

通気性だと思っています。

(=蒸れない)

 

麻を着ている時に外で風に吹かれた時のあの爽快感は

他の素材にはない感覚です♪

 

確かに、東洋麻(苧麻「ラミー」)は着ていてガシガシしますし、酷くチクチクします。

UMEYAも好きな感覚ではありません…。

しかし、西洋麻(亜麻「リネン」)はというと、

・サラッとしてやわらかい
(洗うほどに柔らかさが出ます)

・通気性がある
(蒸れない)

・吸水速乾性

・光沢がある

など、お洋服としての機能性にも優れています!!

 

麻(リネン)のワンピース

 

素材の快適性が優れる点もですが、西洋麻(亜麻「リネン」)の方が

栽培と収穫に手間暇がかかりますので、一般的には

西洋麻(亜麻「リネン」)の方が高価なものとして流通しています。

 

 

どうしても頑張れない所がある【麻】ちゃん

 

さすがの西洋麻(亜麻「リネン」)でも「シワ」だけは

これはもう麻の特徴でもあって、どうにもできません。

クリーニングなどでプレスをかけてもらえればキレイに伸びますが

日常使いや一般のご家庭の道具では中々難しいです。

 

夏の生地で人気のある「サッカー」や「楊柳」といった物も

シワが特徴の生地です。

これらはあまりシワを気にされることがありません。

…不思議ですね(笑)

そこで、

シワ=涼しさ】と考えてみるのはいかがでしょうか☆彡

 

シワの風合いが残りつつも、光沢感に優れた麻(リネン)ブラウス

 

もう一つの仕方がないところは、麻は伸びない(伸縮性が無い)点です。

ですので、着難さや動き難さにつながる場合もあります。

しかし、「ポリウレタン」というゴム系の繊維を配合することで、

人工的に伸縮性を持たせた生地にすることも、

今の技術では可能になっています!

 

涼しくて動きやすい、麻のストレッチパンツなどもあります

 

 

さて、いかがでしたでしょうか?

【麻】について少し理解が深まったという方や、

「食わず嫌い」だったけど、一度試してみようかな…

という方が増えて下されば、隠れ麻ファンのUMEYAも嬉しいです!

 

最後に、麻(リネン)の取扱いについて

麻を好きになったら、次は末永くキレイにお使い頂ける様に、

今気づいた事だけですが、少しのアドバイスを記しておきます(^^

 

・洗濯後に干す場合は、襟や袖、身頃などを整えてから干すと
後のシワ処理が多少ですが楽になります。
裏技:半乾きの状態でアイロンをかける

 

・特に色の綺麗な麻製品に対して「蛍光漂白剤入り洗剤」は×
白ぼけます(泣)

 

・揉み洗い、擦り洗いは×
強く擦れると毛羽立ちが起きます

 

・洗濯機では少量の洗濯物を多めの水で回すことをオススメ…
したいですが、普段着には面倒なことです(笑)
とりあえず、ネットは必ず使用して下さい。
オシャレ着については個別洗い、理想はクリーニング
強くお勧めいたします。

 

 

 

その他、なにか思いついたりご意見を頂戴すれば

随時追記してまいります(^^

 

 

 

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