伸びてしまったニットの袖を簡単に直す方法

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春先や冬前など、すこし肌寒い時に重宝するのが薄手のニット。

羽織ったり重ね着するだけで、かさ張らずに適度に暖かい♪

でも、何度か着ているうちに袖口や首元、裾の辺りが

ダランと伸びてしまって、だらしない感じに…。

 

と、そんな時にお家で簡単に直せる方法が今回のお話です(^^)

ニット姫のお墨付きです(笑)

 

 

 

では実際にやってみましょう!

 

まず、綿ニットのカーディガンのお袖です。

着た感じ、この様にダラ~ン・・・と

 

 

はい、ちょっとだらしないですね(^^;

では、アイロン台とスチームアイロンを用意しましょう。

他に必要なのは、お水と電気だけです♪

 

変化が分かり易いように、処理する前の長さを見ておきます。

 

 

大体12cmくらいありますね。

 

 

では早速に始めます。

縮ませたい部分に「ブシャ~!」っとスチームを当ててください。

タップリと当てていただいて大丈夫です。

 

 

置いた裏側にもまんべんなく当てます。

十分に蒸気がなじんだら、次は縮ませたい部分を軽くモミモミしてあげます。

 

 

その後はまたアイロン台に置き直し、

クシャっとなった部分を少しなじませる程度

スチームで湿った部分を軽く乾かす程度に

押さえつけずに軽~くアイロンを当ててください。
(=浮かしアイロン)

 

 

 

するとどうでしょう!

このくらい縮ませることが出来ました。

 

 

下の画像はスチーム&モミモミ処理前です。

 

 

 

袖を通してみると、ちゃんとした形になりました☆彡

まずは、ビフォ~

 

そしてアフター!

 

 

 

今回の作業の様に、

 

①蒸気を当てて、糸を柔らかくする

②揉んで編みの組織を締める

③形を整えてあげる

 

という3つの工程で、大体のニット(※)は整います。

(※糸が変質してしまった場合は直りません)

 

以前にこんな記事をご紹介させて頂きました。

 

夏の部分伸びしてしまったニット、どうしよう…

 

理屈は同じなんです(^^)

 

 

 

 

 

ニットが伸びたのは「糸が伸びた」のではないのです

 

ニット(編物)は、元々は伸縮性のない糸(繊維)を

輪っかを繋ぐような組織で組み上げる事で伸縮するようになっています。

ですので、長時間の使用や部分的に引っ張り過ぎた場合、

洗濯機で回してしまったら伸びた(縮んだ)…なんて場合は

編み組織が崩れてしまった状態なんですね。
(正確には糸自体が伸びたり縮んだりしたのではないのです)

 

それを蒸気を使って整えてあげる。

そんなイメージです。

 

 

今回の方法は、部分的な修正に適したやり方です。

「ニット全体が伸びてしまった」という場合は、

お洋服そのものをお湯につけたり、

リンス(トリートメント)を使用したりするなど

もう少し作業が異なってきます。

 

「え?リンス?」とお思いですか?

ゴワついた髪の毛も、リンスでサラサラになると

櫛も通りやすいですよね(^^)

 

 

 

 

縮んだ場合も理屈は同じ

 

伸びるのとは逆に、縮んでしまった場合も理屈は同じです。

ただし、形を整えながら慎重にやらないと

変な戻り方をしてしまいますので要注意です(^^;

 

また、カシミヤなどウールなどのアイテムをタンブラー乾燥

(ドラムなどでグルグル回しながら乾燥)させると、

フェルトの様な状態に縮んでしまいます。

それはもう二度と直りませんのでご注意ください!

 

 

参考までに…

これは、間違えて洗濯物に紛れてしまった紳士物のニットタイ。

素材は綿100%です。

補強のテープ部分が分かり易いですね。

縮んでシワが寄っています。

 

 

「あっちゃ~・・・。」です(ToT)

では、先ほどと同じようにスチームを当ててから

今度は逆に、伸ばしながら整えて行きましょう。

 

 

 

よく、「縮んでも引っ張ったら戻る」なんて話を聞きますが

ニットはいくら引っ張っても絶対に戻りません

むしろ、さらなる型崩れの原因になります…。

適切な方法で修正してあげてくださいね。

 

最終的に、ほぼ元通りに伸びました。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

毎度のことながら、

そんな作業は難しいと思った時や、ちゃんとキレイ直したい

と思った時は、迷わずプロにご相談ください。

 

その為にプロのお仕事がありますので☆彡

 

それでは、今回はこの辺で(^^)

 

 

 

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