なぜ、大きいサイズの羽織りものは重たく見えてしまうのか

それは、「体型をしっかり覆うこと」を優先するあまり、布の面積を増やす方向に寄りがちだから。結果として、素材は厚手になり、シルエットは全体を包み込むような形になる。

涼しさや軽やかさは後回しにされてしまう。

さらに、大きいサイズは、「覆うタイプ」か「体にぴったり沿うタイプ」かの、極端な二択になりやすい傾向もあります。その間にある、ちょうどよい選択肢が、そもそも用意されていないことが多いのですね。

悩みの正体は、選ぶ側の感覚ではなく、選べる余地の少なさにあったのかもしれません。

涼しさと安心感を両立させる、レイヤードアイテムの選び方

視点を少し変えると、羽織りものの印象は大きく変わります。

まず大切にしたいのは、素材の「落ち感」です。

生地が体に沿いすぎず、かといって重たく余らず、すっと下に流れる素材を選ぶと、同じ面積の布でも、驚くほど軽やかな印象になります。

そして、素材そのものに透け感や軽さがあると、視線が「覆われている」ことよりも「涼しげである」ことに向きやすくなります。

その視点から、今回セレクトした一枚

そうした考え方に合う一枚として、総レースで仕立てたデザインシャツをセレクトしました。

【アラベスクレースシャツ】 ¥20,790 税込

サイズ:3(3L~5L)

身頃には大きくタックを入れ、後ろには長めの覆い布があしらわれているところが注目ポイントです。

存在感がありながらも、レースならではの透け感が、装い全体を軽やかに見せてくれます。

裾には調節できるヒモが通されているので、ゆるやかに絞ってブラウジングすれば、ガラっとシルエットの表情を変えることもできます。

タンクトップやキャミソールに合わせて、涼しげに羽織る着こなしはもちろん、お手持ちのワンピースにさらりとかければ、それだけでスタイリッシュな印象に変わります。

今日、なにか一枚羽織ってみようかなと思えたら

今の自分に合うものを探そうとすると、つい「隠せるかどうか」で服を選んでしまうこともあるかもしれません。

けれど、服には「覆う」だけではなく、「整える」という役割もあります。

気になるところを無理に隠すのではなく、全体のバランスをやわらかく整えてくれる一枚に出会うと、鏡の前に立ったときの気持ちも、少し変わってきます。

「隠すために選ぶ」のではなく、
「心地よく、自分らしく着るために選ぶ」。

そんな視点があることを、心の片隅に置いていただけたら。クローゼットの前に立つ時間が、軽やかで、楽しみなものになるかもしれません。

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