ポストに届いた招待状
カレンダーに記された卒業式(卒園式)

その日付を見たとき、楽しみな気持ちよりも先に、小さくため息をついてしまったことはありませんか。

「着ていく服、どうしよう」

クローゼットを開ければ、数年前に着たスーツはあるけれど、今の体型で綺麗に着られる自信がない。
かといって、その日一回きりのために、急いで新しい服を探し回るのは気が重い。
サイズは合っているはずなのに、鏡の前の自分を見ると、なんだか気持ちが置いてけぼりになっているような気がする。
そんな、ハレの日を前にした特有の緊張感や、

「きちんと感は欲しいけれど、出番の少ない服は増やしたくない」

という切実な迷い。
店頭でよく耳にするこうした声に、私たちは何を揃えておけばお役に立てるかな…
そう考えて選んだのが、このツイードジャケットです。

頑張りすぎず「整って見える」
絶対的な安心感

ツイード素材が持つ独特の奥行きは、袖を通すだけで背筋がすっと伸びるような力を持っています。

今回私たちがセレクトしたのは、落ち着いたブラック(Mix)の色合い。派手な装飾で飾るのではなく、生地そのものが持つ品格で、大人の女性の体を包み込みます。

ポイントは、フロントにあしらわれたシルバーのボタンです。

年齢を重ねると、どうしても顔まわりの印象が気になりがちですが、この控えめなシルバーの輝きが、レフ板のように自然な明るさを添えてくれます。「華やかさ」というよりも、「品の良さ」を残す。

そのバランスが、式典や少し改まった会食の場でも、あなたを気後れさせません。

「一回きり」で終わらせない
日常への寄り添い

セレモニー用の服を買うとき、もっとも気がかりなのは「これを次に着るのはいつだろう?」という疑問ではないでしょうか。

どんなに素敵な服でも、クローゼットの奥で何年も眠り続けるだけの存在になってしまうのは、少し寂しいものです。

このジャケットを選んだ大きな理由は、その汎用性の高さにあります。
卒業式や入学式では、ブラウスやきれいめなボトムスと合わせて、しっかりと「母の顔」に。そして式が終わったあとの日常では、いつものデニムやシンプルなカットソーの上に羽織ってみてください。

 

特別な日の緊張感を解いて、普段の生活に馴染ませる。

そうすることで、よそ行きの顔をしていたジャケットが、途端に頼れる相棒のように感じられるはずです。

素材はポリエステル100%。

着心地も軽く、扱いやすさも現実的です。

「汚したらどうしよう」「シワになったら大変」といった気遣いから解放されることも、服を長く愛用するためには大切な要素だと、私たちは考えています。

体型を「隠す」から「整える」へ

私たちは普段、3L〜8Lサイズのお洋服を中心にご提案していますが、単に「体が入る大きな服」を探しているわけではありません。

このジャケットのサイズ表記は「F2」。実寸でバスト約114cmの設定です。
無理のないゆとりがありながら、着丈は70cmのロング丈に仕立てられています。

お尻や腰回りが気になるから隠す、という後ろ向きな理由ではなく、全身の比率を美しくまとめるための70cm。パンツスタイルならスラリと縦のラインを強調し、スカートなら落ち着いた大人の余裕を感じさせるバランスです。

「なんとか着られた」という安堵ではなく、「これなら素敵に見える」という自信。

鏡を見たとき、「今の私も、なかなか悪くない」と素直に思える。そんな、心まで整うような一着があれば、これからの予定がもっと楽しみになるかもしれません。

無理をせず、今のあなたらしく

年齢や体型の変化で、おしゃれをすることに臆病になってしまう日があるかもしれません。でも、装うことは、誰かのためだけでなく、あなた自身をいたわる時間でもあります。

特別な日も、そうでない日も。
無理をして背伸びをするのではなく、今のあなたのままで、安心して袖を通せる一着を。

「何を着よう」という迷いが、「これを着よう」という楽しみに変わるきっかけになれば、とても嬉しく思います。